AX@Aflac

AX@Aflacとは

当社は、これまで「DX@Aflac」のもと、コアビジネス(生命保険事業)領域、および生命保険事業以外の新たな領域においてデジタルテクノロジーを活用し、顧客価値を創造してきました。
2026年からは、変革を加速させるために、AIを企業の中核能力(コア・ケイパビリティ)に位置付け、AIトランスフォーメーション(AX)として「AX@Aflac」を推進しています。AXにおいては、人とAIが密接に協働することで、顧客体験や販売代理店支援、そして社員の働き方そのものを「再創造」することを目指します。

これまで DX@Aflac 1. デジタルテクノロジーによるコアビジネスの進化・高度化 2. デジタルテクノロジーによる新規ビジネスの開拓 3. 1、2を支える基盤(人財、組織、システム) これから AX@Aflac AIを企業の中核能力に位置付け、人とAIが密接に協働することで、 顧客体験や販売代理店支援、社員の働き方そのものを“再創造”する

AXの取り組み事例

AI利活用の取り組み
AIリスク管理態勢の強化
適正なAI利活用を推進するために、「AI倫理原則」と「AIリスク管理規程」を策定しています。生成AIを含むAIを積極的かつ適正に活用するにあたり、AIリスクを適切に管理できるガバナンス態勢を構築しています。具体的には、リスクすべてを一律に管理するのではなく、影響範囲と重大性から評価する「リスクベースアプローチ」と、ライフサイクル全体でリスクシナリオ、リスク緩和策の策定・実施および残余リスクを管理する「ライフサイクル管理」の両輪により、統合的なAIリスク管理を実現しています。
Aflac Assist
Aflac Assist
Aflac Assist
2023年12月に当社独自の生成AIを活用したシステム「Aflac Assist」を全役職員向けに導入し、社内研修会を通じて利用率の向上を図っています。また、2025年4月には、全社における汎用的な業務での利用に加えて、専門的な知識が必要とされる部署に対して、その部署の業務マニュアルや専門ノウハウを組み込んだ「部署特化型Aflac Assist」を導入し、社内でのさらなる生成AI活用促進に取り組み、社員の業務効率化を図っています。
アフラックAIパートナー
2024年9月から、販売代理店の業務効率化やお客様へのさらなる価値提供を目的に、生成AIを活用した業務支援システム「アフラックAIパートナー」を導入しました。2025年6月には、AIが参照するマニュアル数を増やし、利便性を向上させました。
募集人サポートAIエージェント
お客様への保険提案・申込手続き、契約保全手続きおよび保険金請求などの募集人活動において、AIエージェント*の開発を進めています。これにより、募集人の業務負荷を軽減し、お客様に寄りそった、より付加価値の高いサービスに注力できるよう支援します。
  • *AIエージェント:必要なデータを取得・判断し、自律的にタスクを実行するAIソリューション
AIエージェントの導入(業務の自動化)
保険事業を支えるバックオフィス業務において、業務オペレーションを進化、効率化させる手段としてAIエージェントを活用し、業務プロセスの自動化・高度化に取り組んでいます。
AIエージェントは、業務に必要なデータを収集・整理し、一定の基準に基づいて自律的にタスクを実行する仕組みであり、主に定型的な業務処理や確認作業を支援する役割を担っています。これにより、担当者は定型の業務や確認作業から解放され、専門的な判断や、お客様一人ひとりの状況に応じた対応など、人が担うべき付加価値の高い業務に注力できる環境を整えています。
保険金・給付金の支払い業務においては、請求情報やお客様の契約内容などのデータをAIエージェントが収集・整理し、支払い事由の妥当性や請求勧奨の要否について査定者の判断を支援することにより、支払い査定業務の自動化を目指します。
さらに保険契約成立後に発生する各種契約内容や保険料の見直しに関する手続きを行う業務領域(以下、変更保全業務)においても、業務の効率化と品質向上を目的にAIエージェントの活用を進めています。
変更保全業務では、これまで担当者が個別に行ってきた、契約内容の確認や判断を要する作業が多く、人手に依存した運用が課題となっていました。こうした課題に対し、当社は業務ルールや過去の対応事例を学習したAIエージェントを導入し、確認作業の支援や判断基準の標準化を図っています。
今後は、AIエージェントの適用範囲を段階的に拡大し、人とAIがそれぞれの特性を活かして協働する新たな業務モデルの確立を目指します。これにより、業務量が増加しても事業費が比例して増加しない筋肉質な業務構造を構築し、お客様へ一貫して高品質なサービスを提供します。
AIエージェントの活用 保険金・給付金支払い業務のイメージ請求情報やご契約内容確認~支払い事由の妥当性や請求勧奨の要否を判断 保険金の請求書 約款・マニュアル等 情報収集エージェント群 査定判断エージェント 内容確認 データベース 支払い指示
アフラックAIサポートコンシェルジュ
アフラックAIサポートコンシェルジュ
お客様や当社が抱える課題を解決するため、営業部・支社・販売代理店、および社内オペレーションの一部業務を生成AIで代替することを目指し、2025年8月に、生成AIとデジタルヒューマンアバターを掛け合わせたお客様向けサービス「アフラックAIサポートコンシェルジュ」を公開しました。「アフラックAIサポートコンシェルジュ」は、生成AIを搭載したアバターが24時間365日お客様からのご質問に回答するとともに、改姓、住所変更、解約書類の請求といった一部の契約保全手続きを受け付けることが可能です。今後は、コールセンターのオペレーターに代わり、さまざまなお問い合わせ対応や契約保全手続きを「アフラックAIサポートコンシェルジュ」によって完結できるようにすることや、営業担当の代わりにお客様のニード喚起・意向確認から申込までを実施することを目指しています。加えて、お客様のご要望に合わせた保険商品のご案内・お申込み手続きへの機能拡充も進めます。これにより、多様化するお客様ニーズへの対応、社会的課題である人財不足の解決、当社・販売代理店の安定的な業務運営基盤の確保を実現していきます。
「生きる」を創るエコシステムを支えるデジタルサービス・プラットフォームの構築

お客様の多様なニーズに真に寄りそう「生きる」を創るエコシステム戦略の実現に向け、複合的な課題に対する統合ソリューションを提供するためのデジタルサービス・プラットフォームの構築を推進しています。このプラットフォームでは、業界横断の共創により、保険の枠を超えた幅広いサービスを提供し、日常の不安から病気・介護・資産の備えまで、多様な課題に対する最適な支援を目指します。さらに、AIエージェントがお客様一人ひとりの状況やニーズを把握し、最適な解決策の提案から提供までを一貫して支援します。

「生きる」を創るエコシステムを支えるデジタルサービス・プラットフォーム がん 医療 介護 保険相談・提案 資産管理 健康管理 ヘルスケア 防災・減災 お客様 企業の従業員 生活者

柔軟・迅速・低コストなシステム基盤の実現

システム基盤の整備

2022年1月よりシステム構造の抜本的見直しと開発基盤の再構築を推進しています。
これにより、柔軟・迅速・低コストなシステム開発の実現を目指し、お客様やビジネスパートナーへ新たな商品やサービスを提供します。また、システム開発や運用に掛かるコストを削減し、そこで創出されたリソースをIT人財育成や”攻めのIT”へ重点的に配分していきます。

システム開発基盤の変革
日々の業務を支える基幹システムの柔軟性・拡張性を重視し、継続的な構造改革を実行しています。複雑化したシステムを精査し、無駄を排したシンプルな構造へ改修するとともに、新サービスの開発を容易にするツールを導入するなど、開発基盤の変革を推進してきました。2025年12月には保険募集および契約管理システムの統廃合などによる構造最適化を完了しました。
データ分析プラットフォームの構築
2024年2月より当社データセンターに配置していたデータ分析プラットフォームをクラウド環境へ移行する作業に着手し、2025年10月に完了しました。これにより、システム運用コストを削減し、社員が容易にデータ分析を行える環境が整いました。
パブリッククラウドへの移行
システムの可用性を確保し、運用コストの増大を抑止するため、お客様や販売代理店向け等の主要システムをパブリッククラウドへ移行する取り組みを、2025年1月から継続して実施しています。

感動的なお客様体験の提供を実現するための取り組み

保険契約管理業務に係る抜本的再構築(アフラック プロジェクトZERO)

保険契約管理業務の抜本的再構築では、「感動的なユーザー体験の創出」「事業費の大幅な削減」「業務継続能力の向上」の実現に向けて、保険契約管理業務のデジタル化、自動化を徹底的に進めています。具体的には、2023年から(1)フロント*1におけるデジタル手続きと利用の拡大、(2)バックオフィス業務の自動化、(3)リアルタイムデータによる管理を通して、業務量が増加しても事業費が比例して増加しない筋肉質な業務構造の実現に取り組んでいます。

業務プロセス ブロント(当社とお客様・募集人との接点) バックオフィス マネジメント 変革ポイント デジタル手続きと利用の拡大 お客様/募集人によるデータの入力をAIがサポート 業務の自動化 AI 活用前提のデータに基づく業務の自動化 リアルタイムデータによる管理 タイムリーな業務量・進捗把握による 最適なリソース配分の実現 外部サービス連携(外部企業、医療機関、行政・公共サービス等との連携) お客様 募集人 AIエージェント  デジタル手続き デジタルツール 自動処理 システム リアルタイムデータ システム 業務管理者 電話 デジタル手続きへの誘導 書類の受付 紙をデータ化 AI-OCR(AIを活用し光学文字認識機能(OCR)の文字認識率を向上させる技術) データ入力 人手による業務処理
  • *1.当社とお客様・募集人との接点
  • *2.外部企業、医療機関、行政・公共サービス等との連携
  • *3.AIを活用し光学文字認識機能(OCR)の文字認識率を向上させる技術

給付金デジタル請求サービス(デジタル手続きと利用の拡大)

当社は、保険金・給付金の支払いにおける「支払い漏れ防止」と「業務品質の向上」を重要な経営課題と位置付け、複数名による確認体制や査定結果の妥当性・正確性を検証する態勢を継続的に確保してきました。あわせて、お客様の利便性向上と業務プロセスの高度化を両立する取り組みとして、オンラインで給付請求が完結する「給付金デジタル請求サービス(以下、デジタル請求)」の拡充を進めています。
デジタル請求の拡充にあたっては、UI/UXの改善を通じて利用促進を図ってきました。2025年にはコールセンターや販売代理店による有人サポートと組み合わせ、所定の手続きを経た場合に、受取人本人以外の代理人(三親等以内の親族)による請求を可能とする機能を追加しました。これにより、高齢のお客様やご家族の支援が必要なケースにおいても、安心してデジタル請求をご利用いただける環境を整備しています。
また、2025年12月には、これまで医療保険を中心としていたデジタル請求の対象範囲を、がん保険の一部通院給付金へ拡大しました。あわせて、当該請求については医療機関発行の診断書・証明書に代えて領収書で手続きが可能となる取り扱いの対象に加えました。これにより、お客様の負担軽減と利便性向上を実現するとともに、請求情報のデータ化を通じて、査定・支払いプロセスとの一体的な連携を進めています。
当社は、デジタル請求のサービス拡充を通じて請求から支払いまでの一連のプロセスを高度化することで、給付金請求という重要な接点で感動的なお客様体験を創出するとともに、当社の価値創造を支える基盤を構築しています。

がん保険の通院給付金のご請求の流れ 従来 通院 証明書取得 請求書記入 郵送 支払い 新方式 給付金デジタル請求サービス 通院 ネットで申請(通院証明書不要) 支払い 大幅に短縮